2020年の年末に新居に引っ越してから早、半年が経ち、ようやく屋外倉庫を購入しました。
倉庫といえば、メーカーの有名どころはやっぱりイナバの物置やヨド物置ですが、まだまだ新居の整備にお金がかか我が家は、コスパ最優先でカインズ(sankin)の倉庫を購入しました。
そもそも一人で倉庫の組み立てなんてできるのか?と不安もありましたが、やってみた結果、意外と一人でもできるものですね。思いの外簡単に組み立てることができました。
今回は、そのカインズの倉庫を一人で組み立てしたので、実際にやってみた感想や注意点についてお伝えしていきます。
今回のカインズ倉庫組み立ての概要
- 商品名:物置 SK8-50 ギングロ ※メーカー:SANKIN
- 価格:¥52,800(税込) 送料無料
- サイズ:幅1800×奥行80×高さ(屋根寸)1940mm
- 組立て時間:4〜5時間
- 地面へ固定なし。置くだけ。
- 中の棚板などはオプションなので注意
- 購入先:CAINZ オンラインショップ
今回購入した倉庫は、カインズの名の下、販売をしているSANKINというメーカーの物置です。とりあえず、子どもが大きくなるまでの10~20年くらいを凌げればいいかなという考えのもと、コストを抑えた倉庫を探した結果、カインズの倉庫に辿り着きました。
とにかく値段が安いのでコスパ優先の方にはお勧めです。組み立ててみた感じ、決して弱い倉庫という印象はありませんが耐久年数や強度まで気にするのであれば、物置大手メーカーのイナバの物置などがいいかもしれません。取手が扉の外に飛び出していたり、多少チープな感じは否めませんが、扉の開閉もスムーズで、倉庫としては十分機能しているので、個人的には大満足でした!
購入はカインズオンラインショップです。購入時に会員登録を勧められ、登録するとポイントがつきます。割と大きな買い物だと思うので、ぜひ登録しておきましょう。ちなみに、倉庫の中の棚などはついてきません。欲しい場合、別途費用がかかります。買う前によくよく内容を確認しましょう。。。
さて、買ったはいいけど、素人(DIY初心者)でも組み立てられるか?必要な道具はあるのか?といったところが気になるかと思いますが、組み立てに関してはプラモデルが作れる人であればそれほど問題ないと思います。同梱されている説明書の通り行えばいいだけです。私もほぼほぼDIY初心者ですが、やってなんとかなりました。
組み立てに必要なドライバーや水平器なども一式揃って入っているので、倉庫を載せるブロック以外は基本、必要なものはありません。
ましてや電動ドライバーは全くもって必要ありません。使うかな〜と思って勢い余って2万もするインパクトを買ってしまいましたが、狭いところに電動ドライバーが入り込めないので、結果使いませんでした汗
あると良い道具・必要なもの
とはいえ、実際組み立てるにあたっては、あると怪我が防げたり、組み立てがスムーズにいくので、予算に余裕があれば、以下のもの揃えておくと良いでしょう。
- 作業用ゴム手袋
- 脚立
- 大きめの水平器
- 半ブロック ※必須
では、詳しくみていきます。
作業用ゴム手袋
手のひら全体がゴムの滑り止めでコーティングされた手袋で、作業の時に余計な力を入れずに楽に部材を持ち運びすることができます。割と金属が薄く鋭いので、怪我予防にもなります。作業用のゴム手袋はコンビニなどにも売ってる場合がありますが、ほとんどのホームセンターで購入することができます。
脚立
倉庫を壁やフェンスなどに寄せるのであれば、脚立は必要です。屋根周りのネジを回すときに、壁と倉庫の隙間に体が入らなくなるので、脚立に登って倉庫内部から腕を伸ばして作業する必要があります。倉庫から身を乗り出せるくらいのサイズはあると便利です。
大きめの水平器
水平器も小さいものが付属していますが、水平器は少し大きめのものを用意しておくと、レベルが出しやすいと思います。左右、上下、斜めまで図るので、サイズが小さいと何度も置き直すことになります。私は即席で近場のワークマンに水平器を買いに行ったら、小さいものしかなく、何度も計測して調整しました。。
半ブロック
倉庫の足元にブロックを並べることで、風通しをよくして水による腐食などから倉庫を守る役目があります。倉庫のサイズにもよりますが、今回は6個で大丈夫でした。半ブロックで十分ですが、通常サイズのブロックでも特に問題はありません。ブロックの種類も重量があり耐久性のある「重量ブロック」と風通しや水通しの良い「軽量ブロック」がありますが、私は風通しを優先するため「軽量ブロック」を使っています。
実際にカインズ倉庫を組み立ててみた
まずは部材紹介です。購入した倉庫のパーツは、7つに梱包されてトラックで運ばれてきます。運送会社にもよると思いますが我が家はパネルバンで到着しました。家までの道が狭かったり、トラックが曲がれないような場所に立っているときは、注意が必要です。また、搬入時はトラックが入り込めるだけの駐車場のスペースが必要なので、購入前によく考えておくと良いと思います。
設置場所は、家の奥手で死角になって見えない位置に設置します。使い勝手を考えれば庭先に置くのが正解なんでしょうけれど、如何せん見栄えが悪いのと、邪魔になるので、あえて見えないところに置くことにしました。我が家は四角形の土地の形をしていないので、無駄にあいているこのスペースを活用します。
まずは、土台となる足場…の下におくブロックを並べます。一旦適当に並べ、倉庫のサイズに合わせて配置場所を調整します。私は、長さをいちいち測るのが面倒だったので、組み立てる倉庫の部品を直接おいて大体の位置を決めました。
軽量ブロックは壁からは15cmくらい離してを並べます。あまり壁に寄せすぎると、後々ネジを回すためのスペースがなくなり苦労するので、このくらいは確保したいところです。私は壁から17cmほど離してみました。結果、組み立てに支障もなく、壁によりすぎることもなく、いい感じに設置できました。
ブロックを並べたら、レベルだし(水平の確認)を行います。倉庫の傾きをなくして、水平に倉庫を立てるための、大切な作業です。ここできちんと水平が取れていないと、最終的に組み上げたときに歪みが出てしまい、うまく組み立てられない…なんてことが起きます。そうならないためにも、辛抱強く高さを調整して、水平になるようにします。
我が家はすでに家の周りは防草シートの上に採石が敷いてあるので、そのまま作業を進めましたが、土の地面に設置する場合は、ブロック設置前に防草シートの上に採石で養生しておかなければなりません。倉庫の下から雑草が生えてくると、湿気や雑草で倉庫を傷める原因になってしまいます。
土台ができたら、倉庫の足場を組み立てていきます。上下左右の確認など、説明書をみながら、間違いのないように慎重に組み立てていきます。(右)足場となるパネルはパコパコ簡単にはめ込めます。乗ってみると「シャカシャカ、カンカン」音がなるので、この辺もちょっと安っぽい感じがしますね。
次に、四隅の柱を立てていきます。パネルが薄く、風が吹くと倒れるので、下手をすれば足元が曲がってしまいそうなので注意です。4つの柱を別のパーツで繋いでいきます。ここまでくれば、そうそう倒れないので安心です。
ちなみにカインズの倉庫は結構丸みがあって柔らかい印象です。金属のパネル自体は割とペラペラな印象です。
次に周りのパネルをつけていきます。グルリと一周つけると、もう倉庫の形が見えてきました。この後、屋根をつけていくので脚立を使います。屋根をつけるにあたり屋根を支える左右の部材を取りつけますが、この辺で脚立がないと壁側のネジが回せないので、脚立は必須です。
と、ここで問題が発生!まさかの棚板は別売りだったという…。取り付けはこの時点でしなければいけません。そして、まだ作業は工程の半分。諦めて、そのまま作業を続けることにしました。
くれぐれも、棚は別売り!なので、ご注意を!!
この後、いくつかの手順があるのですが、すっ飛ばして、屋根がつきました。雨仕舞いして、屋根の波板を敷いて、抑えて、扉の上部を取り付け、、、といった感じです。屋根は白い塗装がしてあります。普通見える部分ではないので、気にしませんが、そこだけ色が浮いてる感じです。
あとは、扉を取り付ければ完成です!しかし、この扉の取り付けも思いのほか時間がかかってしまい、扉の取り付けだけで、1時間半もかかりました。吊り扉式になっているので、扉の開け閉めもスムーズです。
こんな感じに設置できました。最終的には、思ったところにいい感じで設置できたので大満足でした!荷物もそれなりに入ります。
あ、娘が映り混んでしまいましたが、ご愛嬌。
まとめ
カインズの倉庫の組み立ては、素人でも割と簡単にできました。我が家は手がないので、1人でやり切ってしまいましたが、組み立ての作業によっては、2名がかりでやったほうが安全なところが数カ所ありました。落としたら、倉庫がおじゃんになっていたかもしれませんので、無理せず手を借りた方がいいと思います。
作業時間は、庭で遊ぶ上の子2人の面倒をみながら、のんびり組み立てたので、4、5時間かかりましたが、集中して組み立てできれば、もっと早く組み立てられると思います。実物を見ずに買ってしまいましたが、デザインもおとなしめのデザインで割といい感じでした。
やっぱり倉庫があると、荷物の置き場ができていいですね。全然違います。シャベルやらゴルフセットやら脚立やらを倉庫に置いたら、家の中が広くなりました。
今回は、これからカインズの倉庫をDIYで組み立てよう!と考えている人のために、記事を書いてみました。少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。